一ヶ月。

北海道胆振東部地震から、今日で一ヶ月です。

震災直後の電気が使えないストレスから解き放たれて、牛乳や納豆がようやく朝早く並ばなくても買えるようになり、あっという間に元の生活に戻ったような気がします。

私はツイッターもやっているのですが、震災直後にパニックになる私に、熊本の地震で被災されたフォロワーさんから『すぐ元通りの生活になるよ』とリプライを受けたときのことを思い出しました。

本当にすぐ元通りになったなと思うと同時に、いろんなことがちょっとずつ違ってきたなと思いました。

まずは地震に怯えるようになったこと。
今までは正直札幌市なんて揺れても2くらいで、私は特に疎くて気づかないことばかりでしたが、この震災があってから僅かな揺れでも『揺れている!』と気づいて、どうか収まりますように、と祈るようになりました。
この記事を書いている前日には、緊急地震速報が鳴り響いて揺れましたね。
会社だったのでまだ取り乱さずにすみましたが、心の中では怖くて仕方なかったです。

次にものを買うことに対して躊躇がなくなりました。
いつ死ぬかわからないから好きなものを買っておこう、という気持ちと、もう手に入らないかもしれない、買っておこうという気持ちと、多分震災のストレスでいつもより多く買い物をしている気がします。それも、金額をあまり見ないで。

そして、疲れが取れなくなりました。
これはもう私が年だからかも知れないけれど(笑)日々ぐったりしています。震災直後よりは普段の生活に戻ったはずなのですが…。

私の住所付近は液状化もなく、土砂崩れもなかったのですぐ元通りになりましたが、清田区や厚真の方はまだ避難生活も続いているだろうし、本当に大変だと思います。被災者ながらヤフーで募金をしました。少しでも何かの支えになれば。

また、何故か最近また東日本大震災の記事を読んでいました。被災者に実際なってみると受け取り方が全然違ってずっと泣きながら記事を読んでいました。震源地が内陸だから津波はこなかったけれど、いつでもこの可能性はあったと思います。

今でも自分が被災者と言えるのかピンと来ませんが
一つ言えるのは、震災に遭った人たちは、この震災を一生、絶対に、忘れることがないということです。

これからもう二度と来ませんようにと私が願ったところで地球は生きているからいつまた来てもおかしくはないです。
それまで後悔のないように生きるしかない。
被災で亡くなった方々に心からご冥福をお祈りします。
そして私も含め、皆様ご自愛ください。