18日以降

一週間以上経ったら少し傷が癒えるかなと思ったんだけど、
全然癒えなかったね。
相変わらず貴方を想って涙する日々です。

周りの人からそんなに好きだったの?と言われるけど、BLOODY MONDAYの頃からずっと好きだよ。
三浦春馬っていう文字が並んでいたらワクワクしたり、クシャッと笑う貴方の顔が見たくてテレビ欄を見て探したり、、、
でも貴方はいつもどこかのテレビに出演しているから、私が探す間もなくあなたを見ることができたよ。

多分、その頃からずっと命を削ってテレビに出ていたんだよね。
本当は人前に出ることが嫌だったかな、
仕事苦しかったかな、
私達が出演を喜ぶ裏で苦しがっていたのにずっと笑顔を向けてくれていたんだと思うと、
嬉しさよりも悔しさが先に立ってしまいます。

それでも、貴方が命を賭した役者・三浦春馬を永遠に語り継ぐことが、私達が出来ることなのかなと思います。

こんなに笑顔が素敵で、
繊細で、儚くて、
皆を誰よりも気遣う貴方のことだから、
きっと誰にも相談できずに逝ってしまったのでしょうね。
辛かったよね、苦しかったよね。
その苦しさを、今私たちも、やっと実感しています。
皆があなたを思って泣いているよ。
気が狂いそうになるくらい、泣いているよ。
助けることはできなかったのかと。
話を聞くことはできなかったのかと。
その選択肢以外、選ぶことはできなかったのかと。

決断するのは勇気がいったよね。
責任感の強いあなただから、きっと撮りかけのドラマや未来の仕事についても本当は考えたんだよね。
だからこそ、休業することもできなかったんだよね。


あの日。
貴方の名前の隣に死亡と書いてあって、意味がわからなくて。
今でも意味がわからなくて。
自殺は、こんなにも周りの人たちが悲しむこと、伝えたかったな。
上から見てるかな。
春馬くんが逝ってから北海道はずっと晴れだよ。

貴方が亡くなってから苦しくて辛くて震えて、どうしていいかわからなくて、
そこで出会ったのが宇多田ヒカルさんの花束を君に、という歌だった。
宇多田ヒカルさんもお母様を自死で亡くされていて、その心情を綴った優しいメロディにのせた歌詞が共感できて、ずっとこれを聞いているよ。

愛しい人
どんな言葉を並べても
真実にはならないから
涙色の花束を送ろう

言いたいこと
山ほどあるけど
神様しか知らないまま
今日は送ろう
涙色の花束を送ろう


貴方を思う涙色の花束はまだしばらく送らせてほしい

そして自死を考えている人たちに、
もしこれを見ている人がいたら、
貴方を想って私のようにずっと泣き崩れる人がいることを知ってほしい

絶対に。どんな人でもいるから。
死なないで、死んだほうが楽かもしれないけど一度だけでいいから誰かに相談して。
お願いします、もうこんな気持ちを誰も味わってほしくないから、どうか手を掴ませてください。