この星に

光がなくとも
未来がなくとも

希望はどこかで必ず生まれていると
思いたい

コンフィデンスマン

見てきた。

恐らく、シアターで見ることができる最後の勇姿だと思ったので、絶対に映画館でみたかった。

一年前の貴方は、赤がとても似合っていて、コメディらしく笑ったり怒ったりちょっとおどけてみたり、何もかもが愛しくて。

輝いていたよ。

映画を見ていたら、やっぱり、亡くなったなんて嘘なんじゃないかなって思う。
少し、痩せていたね。
この頃ももう悩んでいたのかな、なんて、思うことはほんの少しで、あとは映画の世界に入っていって、私も笑ったり泣いたりした。

日本映画で泣くことってほぼなかったんだけど、マスクの中が湿っちゃうくらいポロポロと泣いてしまったよ。

出番は少しかなと思ったけど。
思ったよりいっぱい出演していて、多分BluRayも買うだろうなと思った。

その後、大ヒット御礼の舞台挨拶中継があって。
きっとあなたもここにいたんだろうなと思って、しゅんとした。

今まで映画は飽きることが多かったけど、今回はあなたを含めて何もかも面白かった。
伝えたかったな。面白かったよ！って。
伝わってるかな。伝わってるといいな。
今はどうしていますか？

さて、私の三浦春馬さんの辛さから吹っ切れるための旅も今日が最後。
先週と今週、色々と刺激を受けて。
今日あなたを見て泣かなかったから、なんとか、一区切りつけられるかなって思った。

今度は貴方のCDが手元に届く予定だから、それであなたを感じることにする。
15日にNHKでのドラマもあったね。
こうして見られるうちはいいけど、どんどんあなたの出演情報が減っていくのを、見てみぬふりをしています。

まだ会えるうちは、貴方に会うよ。

不思議な雲

今日もあなたを思って空を見上げたよ。
毎日、検索するのが疲れてきてしまって、あなたから少し遠ざかろうとしていてごめんなさい。
今は考えると辛くなって、悲しくなって、泣いてしまうから、15日まではなるべく見ないようにしてるの。

15日のドラマ、楽しみだけど、貴方が死を考えるきっかけになったのかもしれないと思うと、冷静に見られる気がしないよ。
きっと当日になったら、あなたを目に焼き付けるために、瞬きも惜しんでテレビ画面に釘付けになるとおもう。
あなたの生きた証を少しでも見たいから。

少しだけ特集を見たよ。
笑って、少しおちゃらけていて、とても死の前には思えなかった。
最後まで三浦春馬という役を演じてくれたんだね。辛かったね。

あなたのおかげで、生きるということがどれだけ当たり前ではないのかを知ったよ。
もちろん病気などでなくなってしまうこともそうなんだけど、普通に笑っている人たちが、翌日にはなくなってしまうかもしれないという怖さを知ったよ。

だから、私は毎日人にやさしく生きようと思う。辛くても、悲しくても、優しくできたら春馬くんみたいな選択肢を選ぶ人が少なくなるかもしれないってことだよね？

それでも私は未熟な人間だから、気分で辛く当たってしまうかもしれないから、そのときは窘めてね。なんて。

いつも見てくれてるよね？
いつも空からみんなを見てくれてるよね？
あの笑顔で見てくれてるんだよね？
そう思わないと、とても平静を保てないから。　今だけはそう思わせてください。あの青空の向こうに。

15日

日々の仕事に忙殺されていく中で、
貴方に起こったできごとを少しずつ、消化しようと試みた。

ふと、住んでいる市のキャンペーンが目に止まった。
宿代が5000円引きになるとあった。

家に居ても、貴方のことばかり考えてしまって悲しくて辛くてどうしようもないので、家から少し離れようと思った。
そのまま宿を予約した。

数日後、見事に予約を忘れていた。
面倒になってキャンセルしようかとも思ったけど、自分の住んでいる都市が活性化するように、また、死のことについて考えることから離れる機会なのかもしれないと思った。
出勤前、服や充電コードをエコバッグに詰め込んだ。
二泊3日くらいだったと思って、適当に詰めて仕事に行った。

仕事が終わって、その宿に向かった。
場所すらも把握していなく、グーグルマップで検索してたどり着いたのは15階のホテル。

まだぼんやりとしながら、ホテルの方から説明を受ける。三泊4日と言われて、ああそうだったっけ、まあどうでもいいと思ってそのままチェックインした。終わり際にクーポンを貰った。ありがたく受け取って、部屋に向かった。

ダブルベッドは広くて、テレビも大きかった。大きなベッドにダイブして、ゴロンと横になった。
晩御飯を食べなければ、と思った。早速もらったクーポンを使うために近場で使えそうなところを探す。

近くのスープカレー屋さんへ。
向かっている最中、普通なら賑わっているはずの路面店は一様に『コロナのため休業』と張り紙がしてある。
予約していたスープカレー屋さんに着く。
夕食時ど真ん中というのに、客は一組しかいなかった。悲しい気持ちになる。
テイクアウトでカレーを受け取った。底に手を当ててみると、熱かった。
久しぶりに人が作った食べ物だと思った。

そのままブラブラと街中を歩く。
人は多いものの、店自体は閉まっているところが多い。賑やかなはずの我町はまるでシャッター街のようになっている。

必要なものを買い込み、ホテルに戻る。
エレベーターにキーを翳さないと宿泊階に向かわないので、翳す。

部屋に着いて手を洗い、スープカレーを少し温める。辛さをマイルドにしたせいで美味しさも感じる。テレビを見て、お風呂をためてゆっくりとお湯に浸かる。

長い一日だ。あと2日ある。でも私は確信していた、この宿泊はリフレッシュになる、間違いなく。

二日目。また宿に帰宅。
明日になったら雨が猛烈に降るらしい。少し悩んで、藻岩山に行くことにした。夜景がきれいだと有名だったが、生憎行ったことがなく、また今は無料だったのでふらっと行ってみようと思った。ご飯は食べずに行くことにした。

また検索を使って行き方を調べる。
久しぶりに路面電車に乗り、ロープウエイ駅まで向かう。内回りと外回りがわからなくて手こずったものの、無事駅についた。
平日の夜だというのにとてつもなく混んでいて、何回か諦めかけたものの、ここで諦めたら今までの待ち時間が勿体無いと思い辛抱して待つ。
結局1時間後に山頂に着いた。

待ってよかった、と思った。

来てよかったと思った。
そして、春馬くん、きれいだよ、生きてないとこれは見られないよ、とも思った。

少し目が潤んで、目をこすりながら夢中で撮影した。

充分楽しんだあとに帰路に着く。
近くのコンビニでまたクーポンを使って晩御飯を調達した。
最近は食べることに全く喜びを感じていないので、お腹が減ったからお腹に何か入ればいいというスタンスで食べている。
適当に選んだものを食べて、お風呂をためて、買った入浴剤を入れて入る。この時間が至福のときになりつつある。
ついでに部屋に選択気がついているので洗濯もした。

最後の夜は、なかなか寝付けなかった。
寝付けないときにいつも貴方のことを考える。
あなたの生きている痕跡を見つけたくて、あなたの名前を検索し続ける。
勿論、くだらないことを言っている週刊誌は無視する。
あるツイートが目に止まる。
『もう誰も嫌いになりたくなくてこういう結果を選んだのかな』
息が止まって、涙が溢れた。
わかるような気もするし、わからないような気もする。
嫌いになりたくないというより、嫌いになったことがないんじゃないかな、それくらい貴方は善人に見えたから。

また少し泣いて、眠りについた、最後の夜。

本当は少しだけ、この幸せな最終日で終わったら気持ちいいだろうなと思った。
でも、私にはその勇気はない。
だからあなたを思って泣くことしかできない。

三泊4日の逃避行はとても楽しかった。
純粋にホテル住まいというものが幸せだった。
その時間は非現実的で、いろんな柵から逃れることができた。
あなたにも同じことをさせてあげたかったよ。

あなたが生きていないことはまだ受け止められないけど、私は生きてる。
この悲しみはなくならないけど、それでも、あなたの選択肢を受け入れなくては前に進めないんだなと思う。
努力家で完璧主義なあなたにとっては、さぞ生きにくかったろうね。
コロナで自粛させられて、好きなこともできないのに、仕事だけ詰められて。
きっとあなただからこそ、ここまで頑張れたんだろうなと思う

それでも。私はまだ貴方の名前の横に死亡の文字がついていることが受け入れられないよ。また、空を見るね。天にかけていった貴方を探すね。

月が変わって

もう8月になったよ。
そろそろ出てきていいんだよ春馬くん

何も怒らないからさ…。

死後（という言葉も本当は使いたくはないけど）一週間は貴方のことを一日中考えてた

一週間経ってから、涙が収まったかなと思った

貴方の番組も見た。
この二日後に亡くなるなんて誰が想像するんだろうね
ポルトガル行きたいなあって言ってたじゃん
美味しいと破顔しながらナスのサラダ食べてたじゃない
JUJUさんとあんなに楽しそうに話していたじゃない

それでも、貴方がこの世にいないと言う事実をなんとか胸の奥底にそっと置いてそれを見ると、
ふとした瞬間に真顔になることが多かったなって思うし、
やっぱり唇を噛む仕草が多くて
力が入っていたのかなって

ずっとワイプの貴方を見ていたけど、
それでももう灰になっちゃってるなんて思えなくてちょっと泣いて、
最後に、二年半ありがとうございます、春馬さんという画像で涙腺が崩壊したよ
あーそうか、そうだよなあ
もうこの世にいないんだよなって

認めたくなくて認めたくなくて
ずっと見ようとしていなかった真実を
突きつけられた気持ちになってまた泣いた

まだ録画溜まってるけど
とてもじゃないけど見れる状態じゃなくて
そっと大事にしまっておくよ

もしコロナがなくて
自粛期間がなくて
貴方の好きなサーフィンや、海外旅行が出来ていたら
まだこの選択をしないでくれたのかなって思うんだ
聞きたくてももう聞けないけどさ
だとしたらコロナが本当に憎い

もしそれがなくても貴方が辛い思いをして芸能界にいたなら
所属先がケアをすべきだったよね

でもね、何を考えてももう貴方はこの世にいないんだもん
なんで？なんで？って考えてずっと考えてるけどいないんだもんね

ときたま、貴方が亡くなったという速報をツイッターで見た瞬間のことがフラッシュバックするんだ

それから、芸能人の名前が上がるたびに、
生きてる、良かったって思ってしまうんだよ

貴方の追悼サイトにも行ったけど
何を書いていいかわからなくて
いつまでも大好きですって書くことも、
いまこの世にいないことを考えてしまって
結局そっと閉じてしまった

事務所はそれを作ってくれたことはすごく有り難いけど
生前春馬くんがちゃんとSOS出していなかったかどうか、業務量が多すぎなかったか見直してほしい
でないと浮かばれない

今はどこにいるの？

空がすごくきれいだよ

この世の中で、私だけがずっと彼の死を引きずっているんじゃないかと思ってしまう
彼の死から時間の進み方が世間とずれている気がする
何をしても楽しくないし、
○月○日とテロップが出るたびに貴方が生きていた頃だと思ってしまう

それでもね
初日よりだいぶおさまったんだよ
18日は息がうまくできなくてひたすらに泣いていたけど、それからだいぶ復活したんだよ

だからといって貴方の死を受け入れられるわけではないんだけど

例えば楽しい一日だったとして
帰宅して貴方のことを見てまた少し泣いてしまうの繰り返し

別に貴方とあったことがある訳でもないんだから
貴方からしたらあんた誰？だろうな〜
それでも私は好きだよ

直前まで収録していたドラマを放送するんだってね
録画はするけれど、見るときもまた考えてしまいそうだから、落ち着いたら見たいな

それから太陽の子も見たいし、コンフィデンスマンも見たいし。

そうそう、私ね、
春馬くんが思ってたこと少しだけわかるなと思ったことがあったよ
『○○しないんですか？』って聞かれるとき
私の自由にさせてくださいって思ったの
どうでもいいでしょって、あなたに関係ないでしょ？って
でもすごく笑顔で検討中ですって言ったの

私もいつも作り笑顔貼り付けて生きてるなって思ったの
でもさ、こんなやつでも生きてるからさ…
春馬くんはもっと生きてなきゃいけない人だったよ、休みたかったかもしれないけど死以外の方法で休んでほしかった

でも真面目だから死以外無理だったのかな
事務所が許さなかったのかな
悔しい。なんにも答えが出ないね
本当に18日にあなたを傷つけること、一体何があったの
時間を逆行してその原因を取り除きに行きたい
そしてあなたの話をちゃんと聞いて、適切な方法で休んでほしかった
悲しいよ

巷では

すっかり貴方のことをテレビでもネットでも見なくなってしまいました。
私は忘れないで！と思っていたけど、違ったね。
私だけじゃなくてみんな、貴方のファンは皆が傷ついて、辛くて、悔しくて、悲しいんだね。

空がすごくきれいだったよ。
貴方はあの中にいるのかな。
この世に存在すらしないなんてまだ信じられないよ。

毎日見上げていたら、どこかで春馬くんと繋がっていられてるのかなと思って、雨の日も晴れの日もみあげているよ。

貴方を思って泣く日々が終わりを告げたかと思ったら、
もう何に対しても感動すらしなくなってしまって、
心が動かなくなっちゃった。

悲しいなあ。
明日はせかほしだね。
世界はほしいものであふれているんじゃなかったの？
日本製の商品をいっぱい案内してくれるんじゃなかったの？
って思ってしまって、貴方を責めているみたいになってしまうね。

純粋じゃなくても優しくなくても、
貴方が生きていればそれでいいのにね。

新曲を毎朝聞いているよ。
三浦春馬って検索したらいっぱい出てくるのに、そこに映るあなたがいないことを私はいつ受け入れられるんだろうね。

何が、どうしてあなたをそこまで追い詰めたんだろうね。
悔しいよ、
誰よりも真面目に生きたあなたがいないのが悔しい。

私がそっちに行ったらファンですっていうからね。
ずっと応援してましたって。
笑顔じゃなくてもいいから、もう一度あなたに会いたい。

平井堅のノンフィクションという曲を知ったよ。
貴方が亡くなってから自死をテーマにした曲を聞いてるよ。
みんな取り残されてしまった辛さを歌ってるよ。
また見たいよ。

貴方の痕跡を探しに、今度映画館に行ってコンフィデンスマンを見てくるよ。
貴方の出演作を見て、目に焼き付けてくるよ。
それが今の私ができることだと思うから。

辛いよ。
戻ってきてよ。

明日で10日

春馬くん
毎日空を見上げるのが日課になりました
貴方がいないかふと探しています

晴れている日は微笑んでいるのだろうか
またくしゃくしゃの笑顔で笑っていられているんだろうか

思えば私は笑顔のあなたしか見たことがなくて
俳優三浦春馬しか見せることができない日々がどれだけ大変だっただろうか
想像以上でしょうね　
それでも死を選んでしまったことはまだ受け入れられないけど

辛くても苦しくても
私は生きていて仕事をしなくてはならず
毎日化粧をして服を選んで天気予報をみて出勤しています

平凡な私ですら毎日生きるのが大変なのに
春馬くんはもっともっと辛かったね

今日考えたことがあります
俳優としての肩書を忘れたとしても
今若い人の自死が多いから
きっと春馬くんが死を選んだことも、他の方が死を選んだことと同じく、等しい選択肢だったのかなと思います

世の中の若い人たちはきっと
同じように自死を考えている人たちが
今この瞬間にも沢山いるのではないかなと思います

皆が絶望して
それぞれの理由で自死を選んでしまう
こんな世の中間違ってるし、
たとえばコロナがなくとも貴方が多忙で
病を発症していたとしても
そういう人たちを支えたり、そのまま優しく受け入れる世の中にならなきゃいけないのにね

優しく真面目な貴方が生きづらく感じたこの世を
生きなくてはならないことがすごく辛い

私もできることならそちら側に行きたい

通勤のときはずっとあなたの新曲を聞いているよ
素敵な声とダンスが大絶賛なの、伝わってる？
きっと生きていても絶対に話題になったよ
三浦春馬ってダンスも歌も出来るし何でもできるんだねって

でも、それを聞くたび少し苦しくなります
あなたが元からそれをできたわけではなくて
貴方の努力がその三浦春馬を作り上げていったから
結局それが貴方を苦しめてしまったのなら
楽しんで聞いているこの曲が貴方を苦しめていたのなら
こんなに悲しいことはないです

やっぱり泣けてくる
三浦春馬という人がこの世に存在しないことが辛いよ
何もできなかったしもらってばかりだったね

最後の比嘉愛未さんとのインスタライブ。
冬服だったね
そしてゆずのからっぽを歌い上げたときも
もう夏間近だったのにね

小さなSOSをいっぱい出していたはずなのに、ごめんね

自殺は良くないよと本当は声を大にして言いたいけど、
いま自分も貴方の世界に行きたいと思ってるし
それを食い止めるのに必死です

こんなに辛く苦しく悲しい思いを
せめてここで断ち切らなきゃいけないから
それが貴方への恩返しだと思いたいから
生きるしかないんだ

でももう少しだけ
貴方を思って泣いていてもいいですか
優しい貴方は
自分のために誰かが泣くことを良しとしないかもしれないけど
悲しみの涙はせめて止まるまで流させてほしい